事務所ブログ

2014年10月11日 土曜日

遺言について

 今回は遺言についてです。セミナーで遺言の話をすることになりましたので、これからいろいろ書いていきたいと思います。

 まず、遺言の目的は何でしょうか。なぜ、遺言を書くのでしょうか。
 結論を言えば、これは被相続人、つまり亡くなる方が自分で遺産の処分を決めるということです。
 遺言書を書かなければ、相続が開始すると、基本的には民法所定の法定相続分の割合で分割されることになります。そうすると、場合によっては、相続人たちが好き勝手なことを言い出して相続問題が「争族」になるのです。
 
 例えば、
 1.私はその土地がほしいとか、
 2.自分は被相続人の隠し子だという人が出てきたり、
 3.妹は被相続人の生前に財産を贈与されているから相続分を減らしてほしい、
 4.被相続人の晩年に面倒を見てきたから相続分を多くしてほしい、
という声が出てくることがあります。
 結局、相続人間(相続人だと名乗り出た人も含めて)で協議をし、話がまとまらなければ遺産分割調停や親子関係の裁判を起こす必要があります。
 
 しかし、遺言書を書いておけば、これらの問題の解決が容易になります。
 例えば、上記の1は、遺言書でそれぞれの遺産について相続分の指定をすればいいわけです。
 2は遺言書で認知をすることが可能です。
 3は遺言書で生前贈与を考慮して妹の相続分を減らすこともできるし、反対に持戻し免除の意思表示(民法903条3項)を記載して生前贈与の分を減らさないようにすることもできます。
 4は遺言書に晩年に面倒を見てもらったことを記載してその分何らかの見返りを与えると記載しておけば、もめ事にはならないでしょう。

 遺言書を書けば、遺族のもめ事を防止できるというのは事実であり、そこに遺言書を書きましょうとお勧めする理由があるのです。


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投稿者 松井・森岡法律事務所

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