国際相続

2014年5月 8日 木曜日

国際相続(その2:韓国)

今回は、国際相続の2回目です。在日外国人の方でも相続が問題となることが多い、韓国、中国、台湾を見てみたいと思います。日本国内で外国籍の方が死亡した場合の遺言に基づかない法定相続制度を概観します。

<韓国>
まずは韓国です。
日本では、歴史的な経緯から在日韓国人の方が多く、韓国民法は遺産分割で参照されることも多いと思います。日本とよく似ていますが、法定相続人の順位と相続分(割合)が微妙に違うので注意が必要です。
まず、配偶者は常に相続人となります。
また、配偶者の相続分が相対的に保護されており、直系卑属(子)と共同で相続する場合、または直系尊属(親)と共同で相続する時は、直系卑属または直系尊属の相続分の5割を加算することが特徴的です。
さらに、第1順位、第2順位がいない場合、配偶者の単独相続となります。すなわち被相続人に配偶者がいる場合、兄弟姉妹又は四親等以内の傍系血族は相続人となりません。
そして、相続分は均等相続です。これに対し、日本では均等相続ではありません。例えば、日本では配偶者が2分の1、子が残りの2分の1を分けることになりますが、韓国では頭数で割ることになります
最後に、日本法と同様に、法定相続分の修正要素である寄与分と特別受益の制度があります。

第1順位...直系卑属(子の配偶者も代襲相続することが特徴です。)
 配偶者:直系卑属=3:2
※子Aが被相続人よりも先に死亡している場合
配偶者:子Aの配偶者:孫(子Aの子):子B=3:1:1:2
第2順位...直系尊属
 配偶者:直系尊属=3:2
第1順位、第2順位がいない場合、配偶者の単独相続となります。
第3順位...兄弟姉妹
第4順位...四親等内の傍系血族(例:おじ、おば、いとこ)


相続に関するご相談は、松井・森岡法律事務所まで(担当松井)
電話 03-3261-7125
FAX 03-3261-7126


投稿者 松井・森岡法律事務所

初回相談・カウンセリングを行います。
「費用はどれくらいかかるの?」「期間はどのくらい?」

など、相続に関する疑問や質問にお答えしています。
もちろん、無理に依頼を勧める事はありません。

〒102-0083
東京都千代田区麹町3-4 麹町K-118ビル3階
TEL 03-3261-7125
FAX 03-3261-7126

受付時間 9時~18時
定休日 土日・祝日

お問い合わせはこちら